このサイトについて
サイトタイトル : ドキドッグ
サイトURL : https://mon-bonheur.net/
サイト運営者 : 上田
- 大学は動物学科を卒業
- 認定動物看護師の資格を保有
- 犬の管理栄養士の資格を保有
- 家畜人工授精師の資格を所有
- 犬の飼育経験17年以上あり
- 保護犬、保護猫のボランティア活動経験あり
愛犬の話とこのサイトを書くきっかけについて
私は、ミックスの犬を飼っていました。ミニチュア・ダックスとビーグルのミックス犬でオスでした。
とても無邪気でいたずら好きで、でも何をやってもかわいい犬でした。
遊びが好きで、女の子が大好きでした。こうやって書くとチャラいな…笑
私がアルバイトでいない夏の暑い日に、愛犬は熱中症になってしまいました。
家族も出掛けていて不注意でエアコンが切れてしまっていたそうです。
そんなこととはつゆ知らず、夜、帰宅すると愛犬が横たわって苦しそうにしていました。
家族がいうには私が帰ってくるまで病院にも行かず待っていたそうです。
私からしたらなんで!!?
すぐにでも病院につれて行くべき状態なのに、病院につれて行ってくれなかった家族を責めました。
私ももっと注意していればよかった。家族みんなにわかるように情報共有すればよかったと後悔しました。
その後すぐに近くの夜間動物病院に行きました。
愛犬は当然のごとく入院しました。
毎日お見舞いに行きました。
幸いにも愛犬は回復してくれて、のちに退院できました。
回復して退院できたからよかったものの、最悪の事態になっていたら、家族を許せないし、私も自分のことを責めていたと思います。
それから数年後、愛犬が12歳になるころに、あるときから食べた餌を吐き戻すようになりました。
心配になり、いつもかかっていた動物病院に行きましたが、ただの吐出といわれ、吐き気止めを処方されました。
そんなのおかしいと思いながら、もらった吐き気止めを飲ませました。
しかし、当然のごとく薬も食べたフードも吐いてしまいます。
様子を見ましたが、なかなか治らないため、別の病院にも行きました。
そこでは、触診の他にエコーなどの検査もしましたが、原因がわかりませんでした。
また様子を見ましたが、なかなか治りません。
別の病院に2件ほど行きました。
そこでも検査をいろいろしましたが、原因がわかりませんでした。
毎日のように吐くようになり、だんだんやせ細ってきてしまいました。
原因がわからず愛犬共々辛い日々でした。
両親は原因がわからない、なんでだろうね、と言うばかりで、私が他の動物病院に行こうと言っても、連れて行ってくれませんでした。
お金がかかる、と言われ私も学生の身でそんなに大金はありませんでした。
しかし、何日もしつこく言い続け、少し遠い動物病院に車で連れて行ってくれました。
その病院でエコーなどの検査をした結果、病名は、“十二指腸癌”でした。
実はこの病院に連れて行く前日に愛犬の体を触って胸骨の下あたりに大きな塊みたいなものを発見していたんです。
これが実は腫瘍でした。もっとはやくに気付けたはずなのに、私はなにをやっているんだと後悔しました。
愛犬はその日に手術をしてもらいました。
たまたまその病院に外科手術の経験豊富な獣医さんがいたので、腫瘍を取り除く手術は無事に成功しました。
術後麻酔の影響もありますが、疲れ切った愛犬は、麻酔が切れても1時間以上起きません。
不安になりましたが、ドライヤーで温めたり、さすったりしてなんとか起きてくれました。
その後経過も良好で、数日入院したあと、退院することができました。
このような経験から、多くのことを学びました。
人間だけでなく、犬や猫などのペットでもセカンドオピニオンは大事だということ。
今や動物病院はたくさんありますが、その中でもどこの動物病院に行くかでペットの運命までも変わってしまうのだということ。
そして、1件や2件の動物病院に行って、原因がわからない、手術はできないと言われても諦めてはいけないこと。
獣医師の経験や知識、技術には大きな差があります。
家族や周りの人になんと言われようとあきらめず、技術があり、信頼できる獣医師を探し続けてください。
ペットが病気にならず元気でいてくれるのが一番ですが、いつどのような病気になるかわかりません。
動物病院だけでなく、病気の症状、原因、治療方法などについても情報を集めてください。
そして家族と協力し、情報を共有してください。
病気になっていなくても、病気にならないために情報を集め、予防をしてください。
私のような思いをしてほしくなくて、このサイトで情報発信をしています。
このサイトをどうぞ役立てていただければ幸いです。